用語集
01SoCとは?
SoCとは「System on a Chip(システム・オン・チップ)」の略であり、CPU・GPU・メモリなど機器を動かすために必要な複数の機能をひとつの半導体チップにまとめた方式のことです。
特長
複数のチップを組み合わせる必要がないため、機器の小型化・軽量化を実現します。機能が1つのチップにまとまっているため、処理の高速化が可能です。
ポイント
Allwinner の SoC を熟知したメンバーによるチップの選定、企画提案からソフトウェア設計・ハードウエア設計を行います。SoCに特化した高度な技術と豊富な経験で、様々な技術アドバイスやお客様の課題解決に向けてサポートします。
採用の課題
SoCを使用する際にはOSと階層を接続し使用するAPIやSDKと呼ばれるものが必要です。瑞起はAllwinnerと戦略的パートナーとして協力しているため、的確な技術情報を得ることが可能です。
マイコンとの違い
マイクロコントローラー(通称マイコン)はCPUに加えてRAM・ROM・I/Oユニットなどを1つの集積回路(IC)にまとめた、言い換えると極小のコンピューターです。小型化でき、汎用性が高いため多くの電気機器に採用されています。SoCはマイクロコントローラーに似ていますが、はるかに精緻で強力です。
02ARM SoCとは?
ARMはスマートフォンやモバイルゲーム機など、身の回りの多くのデジタル機器に採用されているアーキテクチャです。
特長
小型でかつ高い省電力性能と処理性能を両立します。CPUを1から設計する必要がなく、開発コストをCPU以外の機能にあてることができます。
ポイント
瑞起が蓄積したノウハウを活かした独自カスタマイズしたVivid OS(Linux OS/RTOS)を用いて、ARM SoCの性能を最大限に引き出すハードウェアレベルからの対応が可能です。
03瑞起オリジナルのVividOS(Linux OS/RTOS)とは?
瑞起が独自でノウハウを集結させたVivid OSは、必要機能に特化した非常にコンパクトなOSです。コスパ良く俊敏なアプリケーション開発ができる上、快適なユーザー体験を実現します。
特長
ベースとなるOSをカスタマイズし、起動時間の極限までの短縮化・必要な機能を抽出しOSのコンパクト化を実現しています。
ポイント
電源を入れてすぐに起動するので待ち時間が気になりません。必要な機能だけで構成されるので、メモリ領域を圧迫しません。